海外旅行 1週間のスーツケースは何L?選び方と規定

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1週間の海外旅行の準備で、適切な大きさのスーツケースを選び、荷造りをしている日本人の様子。

1週間の海外旅行、楽しみですよね。私も出張で何度も経験しましたが、準備で一番悩むのが「スーツケースの大きさ」ではないでしょうか。

「海外旅行 1週間 スーツケース」で検索すると、いろいろな情報が出てきますが、結局「何リットルが正解なの?」「大きさの制限は?」「冬や女性だと荷物量はどう変わるの?」「そもそも買うべき?レンタル?」と、疑問が次々に出てくると思います。

大きすぎても空港で邪魔ですし、小さすぎてお土産が入らないのは最悪です。158cmの壁というルールも気になりますよね。

私自身、30年以上にわたる出張生活で、小さすぎて現地でバッグを買い足したり(結局高くつきました…)、逆に大きすぎて持て余したり、数えきれないほどの失敗を経験してきました。

この記事では、その経験から導き出した、「海外旅行1週間」に最適なスーツケースの選び方を、おすすめの機能やパッキング術も交えて、あらゆる角度から徹底的に解説していきます。

この記事を読むとわかること

  • 1週間に最適なスーツケースの容量(リットル)
  • 冬や買い物など「荷物が増える要因」への対処法
  • 空港ルールの「158cmの壁」とは
  • 購入とレンタルのメリット・デメリット比較
目次

海外旅行1週間のスーツケース、最適な大きさは?

様々な大きさ(S, M, L)のスーツケースが横一列に並んでいる様子。

最初の悩みは「サイズ・容量」ですね。結論から言うと、「1泊=10L」という黄金律があります。

これをベースに、ご自身の旅行スタイルに合わせて調整していくのが失敗しないコツです。まずはこの基本から押さえていきましょう。

  • 1週間のキャリーケース、大きさの基本
  • 1週間なら何リットル?61-80Lが目安
  • 冬や荷物が多い時のスーツケースの大きさ
  • 2週間なら?1泊10Lの法則
  • 女性の荷物と賢いパッキング術(減らすコツ付き)

1週間のキャリーケース、大きさの基本

スーツケースの「容量(リットル)」と「寸法(cm)」を示すシンプルな比較アイコン。

スーツケース選びで最も信頼できる基準が、先ほど触れた「1泊あたり10L」という計算式です。私の長年の出張経験でも、これが一番実用的でした。

これは、おおよそ「下着やシャツなど1日分の着替え+α(小物やアメニティ)」が10Lのスペースに収まる、という経験則から来ています。

これを1週間の旅行、例えば「7泊」に当てはめると、単純計算で「7泊 × 10L = 70L」となります。もし5泊なら50L、3泊なら30L(機内持ち込みサイズ)といった具合ですね。

まずはこの「70L」という数字を、あなたのスーツケース選びの「基準点」として覚えておいてください。

【重要】サイズの2つの指標「L(リットル)」と「cm」

スーツケースの「大きさ」には2つの指標があり、それぞれ意味が異なります。

  • 容量 (L:リットル): 荷物がどれだけ入るか(パッキングの目安
  • 寸法 (cm:三辺の和): 航空会社に預けられるか(ルールの目安

まずは「容量(L)」でご自身に必要なサイズを決め、次にそのスーツケースが「寸法(cm)」の規定(後述する158cmの壁)をクリアしているか確認する、という流れがスムーズです。この順番を間違えると、「荷物が入る大きなカバンを買ったのに、空港で預けられなかった」という最悪の事態になりかねません。

1週間なら何リットル?61-80Lが目安

スーツケースの荷札に「70L」と書かれているクローズアップ。

基準点が「70L」と分かりましたが、実際のお店やレンタルサイトを見ると、「Mサイズ(50~70L)」「Lサイズ(70~90L)」といった曖昧な表記も多く、迷ってしまいますよね。

業界の標準的な区分けを見ると、この「70L」というのは、おおむね「Mサイズ」と「Lサイズ」の中間あたりに位置します。

具体的には、多くのメーカーが「1週間程度の旅行」として推奨しているのが「61~80L」の範囲です。

なぜこんなに幅があるのかというと、メーカーの設計思想や、荷物の個人差(荷物が少ない・パッキング上手な人なら60L台、荷物が多い・心配性な人なら80L)を考慮しているからですね。

70Lという基準点は、この「61~80L」のほぼ中央にあります。私の経験から、この「幅」を旅行スタイルやパッキングの習熟度別に分類すると、以下のようになります。

旅行スタイル推奨容量こんな人におすすめ(荷物の傾向)
① 荷物少なめ
(ベテラン)
60L~70L・パッキングが非常に上手い
・現地で洗濯する前提(衣類最小限)
・お土産をあまり買わない
② 標準
(平均的)
70L~80L迷ったらコレ(基準サイズ)
・着替えは一通り持っていく
・お土産も適度に買う予定
③ 荷物多め
(初心者・心配性)
80L~・初めての海外旅行で不安
・化粧品や靴、ヘアアイロンなど増えがち
・お土産をたくさん買いたい

このように、ご自身のパッキングスキルや「荷物への不安度」で選ぶのが合理的です。荷物が標準的な量の方であれば、「70L~80L」の範囲(②の標準)を選んでおけば、まず間違いありません。

冬や荷物が多い時のスーツケースの大きさ

かさばる冬物のセーターと、薄い夏物のTシャツの体積比較。

ただし、先ほどの「70L」は、あくまでTシャツや薄手のシャツといった「標準的な荷物」の場合です。実際の荷物量は、「季節」と「旅の目的」で大きく変わります。この見極めが本当に大事です。

冬の旅行(防寒具)

最も荷物が増えるのが冬の旅行や、寒い地域への渡航です。セーターやコート、厚手のインナー、防寒具(マフラー、手袋)、さらに足元がブーツになったりすると、夏服の1.5倍~2倍は体積が増えると覚悟してください。

この場合は、基準の70Lではパンパンになってしまい、お土産が入るスペースは皆無です。ワンサイズ大きい「80L~90L」を検討するのが安心ですね。

私も冬のヨーロッパ出張では、このサイズをよく使っていました。一番かさばるアウター(コート類)はスーツケースに入れず、機内に着ていく(あるいは持ち込む)のも重要なテクニックです。

買い物重視(お土産スペース)

現地で買い物をたくさんしたい!という方も多いですよね。私も海外出張の際は、頼まれたお土産や現地のワイン、工芸品などを買うことがよくありました。

この場合の鉄則は、「出発時にスーツケースの7割程度の埋まり具合」にしておくことです。パンパンに詰めていくと、帰りに絶対入りません。

対策としては、あらかじめ「80L」クラスを選ぶか、荷物が増えた時に容量を増やせる「拡張機能(エキスパンダブル)付き」のモデルを選ぶのが賢い選択です。

ただし、この拡張機能、使うとマチが広がるため、後述の「158cm」ルールを超える可能性があるので、注意も必要です。

2週間なら?1泊10Lの法則

大きなスーツケースの横に、携帯用の洗濯洗剤が置かれている様子。

「1泊10L」の法則は非常に便利ですが、1週間を超える長期旅行になると、そのまま適用するには少し注意が必要です。

例えば2週間(14泊)の旅行なら、単純計算で「14泊 × 10L = 140L」となりますよね。

しかし、100Lを超えるLLサイズ(特大サイズ)は、私は推奨しません。

理由は2つあります。

  • 1. 航空会社の規定(サイズ・重量):
    100Lを超えるモデルは、後述する「158cmの壁」というサイズ規定に抵触する可能性が非常に高くなります。また、2週間分の衣類や液体物を詰め込むと、エコノミークラスの重量制限(23kg)を簡単に超えてしまい、空港で高額な超過料金が発生するリスクが跳ね上がります。
  • 2. 物理的な運搬の困難さ:
    30kg近いスーツケースを、現地の石畳や駅の階段で一人で運ぶのは、本当に重労働です。私も経験がありますが、旅の快適性を著しく損ないます(笑)。

ではどうするか。私の経験上、2週間の旅行であっても、スーツケースは「90L~100L前後」が現実的な最大サイズかなと思います。

そして、荷物の中身は「2週間分」ではなく、「1週間分(7泊分)の衣類 + 現地で洗濯する」という考え方に切り替えるのが、ベテランの長期旅行のコツです。1週間分の着替えがあれば、旅の途中で一度洗濯サイクルを回せば足りますからね。

長期旅行の考え方(まとめ)

  • 10泊程度まで: 「1泊10L」で計算(例:10泊=100L)
  • 2週間(14泊)以上: 「90L~100L」のスーツケースを選び、「洗濯」を旅程に組み込む。

現地での洗濯、どうする?

現地での洗濯と聞くと面倒に感じるかもしれませんが、方法はいくつかあります。それぞれのメリット・デメリットを知っておくと計画しやすいですよ。

  1. ホテルのランドリーサービス:
    一番楽ですが、非常に高額です(Yシャツ1枚で500円、靴下1足200円など)。よほどの高級ホテル滞在か、経費で落ちる出張でない限り、現実的ではありません。
  2. 街のコインランドリー(Laundromat):
    欧米の都市部なら比較的簡単に見つかります。一度にまとめて洗えて乾燥までできるのがメリットです。ただし、洗濯・乾燥で1~2時間ほど拘束されること、治安の面で夜間の一人利用は避けるべき、といった注意点もあります。
  3. ホテルの洗面台で「手洗い」(推奨):
    これが最も手軽で、私も多用していた方法です。Tシャツや下着、靴下など、その日に着たものを入浴ついでに洗って干しておけば、翌日か翌々日には乾きます。

この「手洗い」を効率化するために、小分けにした粉末洗剤や、ホテルのバスルームに張れる「洗濯ロープ」、そして「携帯ハンガー」を持っていくと、持参する衣類を劇的に減らせますよ。

こうした細かな便利アイテムについては、海外出張便利グッズ25選!移動と滞在を快適にする神アイテムの記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

女性の荷物と賢いパッキング術(減らすコツ付き)

一般的に、女性は男性に比べて荷物が多くなる傾向がありますよね。基礎化粧品、メイク道具、ヘアアイロン、そして衣類や靴のバリエーションなど、どうしてもかさばるアイテムが増えがちです。

女性の荷物量とサイズ選び

標準サイズの「70L」に不安がある場合は、無理せずワンサイズ上の「80L」を選ぶと安心です。特に「あれもこれも」と持っていかないと不安な方、TPOに合わせて靴やバッグも変えたい方は、大きめを選んでおきましょう。

ただし、航空会社の重量制限(エコノミーで23kgが一般的)には注意してください。化粧水などをボトルごと持っていくと、容量は余っていても重量オーバーになることがあります。

私も何度か空港カウンターで重量オーバーを指摘され、慌てて荷物を開けて調整した苦い経験があります…

減らすコツ(パッキング術)

荷物を減らす、あるいはコンパクトに収めるコツは、私の出張経験でも常に課題でした。

  • 衣類は「圧縮袋」を最強活用:
    特に冬物のダウンやセーターは、圧縮袋を使うと体積が劇的に減ります。これは必須アイテムですね。100円ショップのものでも十分役立ちますが、しっかり空気が抜けるバルブ式の方が信頼性は高いです。
  • 化粧品は「小分け・試供品」に:
    化粧水や乳液はボトルごと持たず、1週間分のトラベルサイズ容器に詰め替える。試供品(サンプル)を溜めておいて、旅行用に持っていくのも賢い方法です。これなら帰りも荷物が減らせますね。
  • 洗濯前提で衣類を減らす:
    先ほども触れましたが、下着やTシャツは3~4日分にして、現地で手洗いするのが一番効果的です。そのための小分け洗剤や、ホテルで干すための携帯ハンガーがあると便利ですよ。

パッキングの工夫次第で、80L必要だと思っていた荷物が70Lに収まることもよくあります。

パッキング術については、「海外 出張 持ち物 リスト【女性】完全版!必須品から服装まで網羅」の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

海外旅行1週間のスーツケース、機能と規定

空港のチェックインカウンターで、スーツケースがベルトコンベアに乗せられる瞬間。

さて、必要な容量(サイズ)が決まったら、次は「機能」と「ルール」の確認です。

特に航空会社のルールは、知らずに行くと空港で高額な追加料金を取られることもある、最大の落とし穴です。

ここで失敗すると、旅のスタートでいきなり数万円の出費、なんてこともあり得ますからね。

  • 海外用のサイズ制限、158cmの壁
  • 機内持ち込み手荷物のルール
  • おすすめはハード?必須機能も解説
  • 1週間のスーツケースはレンタルも賢い
  • 海外旅行 1週間 スーツケースのQ&A
  • まとめ:海外旅行1週間のスーツケース選び

海外旅行 キャリーケース 大きさ 制限:158cmの壁

スーツケースの縦・横・高さをメジャー(巻き尺)で測っている様子。

これが最重要ルールです。スーツケースを飛行機に預ける際(受託手荷物)、多くの航空会社が「大きさ」の制限を設けています。

その基準となるのが、「3辺(縦+横+高さ)の和が158cm以内」というルールです。

これは「国際線エコノミークラス」の事実上のグローバルスタンダードだと思ってください。もともとアメリカの航空業界で使われていた基準(62インチ=約157.5cm)が世界に広まったものですね。

【最重要】JALとANAの規定は違う!

ここで大きな落とし穴があります。日本の主要航空会社でも、この規定が異なるんです。

(※いずれも2025年11月時点の国際線エコノミークラス規定。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください)

    JALの「203cm」は非常に大きいので、ほとんどのスーツケースはクリアできます。

    しかし、ANAやデルタ航空、その他多くの外資系航空会社は「158cm」を採用しています。

    JALの基準でスーツケースを選ぶと、ANAや他の航空会社に乗る(あるいは乗り継ぐ)際に、超過料金が発生するリスクがあるということです。

    したがって、スーツケースは「158cm以内」のモデルを選んでおくのが、将来的なリスク回避のために不可欠です。

    サイズの測り方に注意

    この「3辺の和」は、キャスター(車輪)や持ち手(ハンドル)も全て含めた、一番出っ張っている部分で測る必要があります。

    スーツケース本体のサイズ(××cm × ××cm × ××cm)ではなく、カタログなどに記載されている「総外寸」の表記を必ず確認してください。

    「本体サイズ」だけ見て買うと、キャスター分がオーバーしていてカウンターで引っかかる、という悲劇が起こります。

    機内持ち込み手荷物のルール

    機内持ち込みサイズの小さなキャリーケースと、その上に置かれたリュックサック。

    1週間の旅行用スーツケース(61~80L)は、基本的に「受託手荷物(預け入れ)」になりますが、別途、機内に持ち込む小型のキャリーケースやリュックのルールも確認しておきましょう。パスポートやPC、常備薬など、ロストバゲージに備えて貴重品はこちらに入れますからね。

    こちらも航空会社によりますが、一般的な国際線のルールは以下の通りです。

    一般的な国際線のルール

    • サイズ: 3辺の和が115cm以内(例:55cm × 40cm × 25cm以内)
    • 重量: 10kg以内(身の回り品と合わせて)
    • 個数: スーツケース型のもの1個 + ハンドバッグやPCバッグなどの身の回り品1個

      100席未満の小型機の場合は、3辺の和が100cm以内など、さらに厳しくなることもあります。LCC(格安航空会社)は独自の厳しいルール(7kgまで、個数も合計1個のみ、など)を設けていることが多いので、利用する航空会社の規定を個別に確認することが絶対に必要です。

      モバイルバッテリーは「預け入れ不可」

      リチウムイオン電池(モバイルバッテリーやノートPCの内蔵電池など)は、発火のリスクがあるため、受託手荷物(預け入れ)にすることは固く禁止されています(航空法に基づく国際ルールです)。必ず機内持ち込み手荷物に入れてください。容量にも制限があるので、事前に航空会社のルールを確認しましょう。

      また、機内持ち込みで特に注意が必要なのが液体物です。詳しくは、機内持ち込みポーチ完全ガイド!液体ルールやおすすめもも併せて確認しておくと万全です。

      おすすめはハード?ソフト?+TSAロック/ダブルキャスター

      スーツケースのTSAロック部分と、ダブルキャスター(車輪)部分のクローズアップ。

      スーツケースのタイプ(ハードかソフトか)や、細かい機能も悩みどころですよね。海外旅行という観点から、私の経験で「これは外せない」という機能をご紹介します。

      ハードタイプ vs ソフトタイプ

      国内旅行なら好みで良いのですが、海外旅行、特に国際線での荷扱いは、残念ながら非常に乱暴なことがあります(私も何度も目撃しました…)。ベルトコンベアから放り投げられることも日常茶飯事です。

      タイプメリットデメリット
      ハードタイプ
      (ポリカーボネート等)
      ・頑丈で中の荷物を守る
      ・防犯性が高い(切れない)
      ・雨に強い(拭けばOK)
      ・本体が重くなりがち
      ・柔軟性がない(無理が効かない)
      ・衝撃で割れることも
      ソフトタイプ
      (布製)
      ・本体が軽い(重量制限に有利)
      ・外ポケットが便利
      ・多少無理に詰め込める
      ・防犯性が低い(切られる)
      ・衝撃に弱く割れ物が心配
      ・雨や汚れに弱い

      結論として、1週間の海外旅行では、防犯性と荷物の保護性を最優先すべきです。お土産で買ったお酒や陶器が割れてしまうリスク、治安の悪い地域でナイフで切り裂かれるリスクを考えると、「ハードタイプ」を強く推奨します。

      ソフトタイプの外ポケットは便利に見えますが、海外では「スリの標的にしてください」と言っているようなものかもしれません。

      必須機能①:TSAロック

      TSAロックは、アメリカ(ハワイ、グアム、サイパン含む)の空港で荷物を預ける際に必須の機能です。

      アメリカの空港では、TSA(米国運輸保安局)職員がランダムでスーツケースの中身を検査します。TSAロックがない鍵をかけていると、職員は鍵を「破壊」して検査します(鍵を壊されても文句は言えません)。

      しかし、TSAロックなら職員が持つ特殊ツールで開錠・施錠してくれるため、鍵を壊されません。

      鍵式とダイヤル式がありますが、鍵を失くすのが不安な私は「ダイヤル式」を愛用しています。今やアメリカ旅行でなくても、世界のスタンダードになりつつあります。これから買うなら、TSAロック搭載モデル一択です。

      必須機能②:ダブルキャスター(計8輪)

      キャスター(車輪)は、旅の快適性を左右する最重要パーツです。1週間の荷物(最大23kg)を支えて空港や石畳を移動するわけですから、ここの性能は妥協してはいけません。

      キャスターには「2輪」と「4輪」がありますが、空港など平坦な場所での移動が圧倒的に楽な「4輪(360度回転)」が主流です。

      さらに、その4輪には「シングルキャスター(計4輪)」と「ダブルキャスター(各角に2輪=計8輪)」があります。

      重い荷物を支える場合、8つの車輪で重量を分散させるダブルキャスターの方が、圧倒的に安定性が高く、滑らかです。ヨーロッパの石畳のような溝にもはまりにくくなります。

      私もシングルからダブルに変えた時、あまりの快適さに驚きました。1週間の重い荷物なら、「4輪ダブルキャスター」を強く推奨します。

      あわせて読みたい▶スーツケース海外旅行のおすすめ12選!選び方とサイズ徹底解説

      1週間のスーツケースはレンタルも賢い

      「FOR RENTAL」のタグが付いたスーツケースが棚に並んでいる様子。

      さて、ここまで「買う」前提でお話ししてきましたが、61~80Lという大型のスーツケースは、年に1回しか使わないかもしれないのに、家の収納を大きく圧迫します。

      そこで、実は「レンタル」という非常に賢い選択肢があります。

      スーツケースレンタルのメリット

      • 保管場所が不要:
        最大のメリットです。大型スーツケースは家のクローゼットや押入れを本当に占領します。レンタルならこの問題がゼロです。
      • 経済的(旅行頻度が低い場合):
        年に1~2回程度の海外旅行なら、数万円の高品質スーツケースを買うより、1回数千円でレンタルする方が圧倒的に経済的です。
      • 常に最適なサイズを選べる:
        「今回は1週間だから70L」「次は3泊だから35L」と、旅行の都度、最適なサイズを選べます。
      • 高級ブランドを試せる:
        リモワ(RIMOWA)やサムソナイト(Samsonite)といった高級ブランドを、購入するよりずっと安く試用できるのも魅力ですね。

      もちろん、新品ではないことや、繁忙期は直前だと予約が取れないかもしれない、といったデメリットもありますが、それを上回るメリットがあります。

      私自身、出張が多かった頃は自前のものを使っていましたが、もし今の時代に「年に1回、1週間の海外旅行に行く」というライフスタイルだったら、間違いなくレンタルを選ぶと思います。

      「スーツケース 海外旅行 1週間 レンタル」で検索すると、多くの専門業者が見つかります。クリーニングや補償もしっかりしているので、保管場所に悩む方は、スーツケースレンタルのメリット・デメリット比較の記事も参考に、購入と天秤にかけて検討する価値が非常に高いですよ。

      海外旅行 1週間 スーツケースに関連するQ&A

      大きなクエスチョンマーク(?)とスーツケースを組み合わせたシンプルなアイコン。

      ここでは、1週間のスーツケース選びに関して、よく頂く質問や私が過去に悩んだ点について、Q&A形式でお答えします。(タップすると開きます。)

      61~80Lで、お土産を入れる余裕はどれくらい?

      旅先の気候や目的によりますが、標準的な荷物(夏服中心)であれば、70Lサイズでもお土産(衣類や箱菓子程度)のスペースは十分確保できます。

      ただし、ワインのボトルや、かさばる工芸品などを多く買う予定なら、前述の通り「80L~90Lサイズ」を選ぶか、「拡張機能付き」のモデル、あるいはお土産用に折り畳みのボストンバッグ(サブバッグ)を持っていくのがおすすめです。

      このサブバッグは、帰りに荷物が増えたら機内持ち込み手荷物として使うこともできますからね。

      158cmルールを少し超えたらどうなる?

      航空会社のカウンター係員次第ですが、数センチの超過でも厳格に「超過手荷物料金」を請求される可能性は十分にあります。

      特に外資系航空会社やLCCは、この規定に非常に厳しい傾向があります。

      超過料金は数万円に及ぶこともあるため、「少しくらい大丈夫だろう」「バレないだろう」という油断は禁物です。

      購入時に158cm以内に収まっているか、厳重に確認してください。

      拡張ファスナーを広げた状態で預けても大丈夫?

      A3. 預けること自体は可能ですが、以下の2点に注意が必要です。

      1. 158cmのサイズ制限: 拡張した結果、3辺の和が158cmを超えてしまうと、超過料金の対象となります。これが最大の注意点です。
      2. 破損リスク: ファスナー部分が露出するため、通常のハードケースよりも破損や、こじ開けられるリスクが(わずかですが)高まる可能性があります。

      拡張機能は「帰国時に荷物が増えた時のお守り」程度に考え、最初から拡張前提で荷物を詰めるのは避けた方が賢明かなと思います。

      エコノミーの重量制限「23kg」はどれくらい?

      A4. 1週間(70Lクラス)の衣類中心の荷物であれば、23kgを超えることは稀です。私も経験上、70Lパンパンに詰めても15kg~18kg程度でした。

      ただし、要注意なのは「液体物」と「本」です。

      お酒や化粧品、シャンプー類をボトルで何本も入れたり、重いガイドブックや専門書を入れたりすると、スーツケースの容量は余っていても、あっさり23kgを超えてしまいます。

      空港で慌てて荷物を出す羽目にならないよう、重量も意識しながらパッキングすることが大切です。

      海外旅行1週間のスーツケース選び【総まとめ】

      荷造りが完了したスーツケースの上に、パスポートとチェックリストが置かれている。

      1週間の海外旅行という、考えるだけでもワクワクする準備。その相棒となるスーツケース選びは、失敗したくないですよね。

      最後に、これだけは押さえてほしいという「旅支度」からの最終チェックポイントをまとめます。

      1W用スーツケース 最終チェックリスト

      • 容量は?: 基本は61~80L(70L目安)。冬や買い物目的なら80~90Lを検討。
      • サイズ規定は?: JAL以外も乗るなら、総外寸158cm以内のモデルを選ぶ。
      • タイプは?: 防犯性と保護性重視の「ハードタイプ」が推奨。
      • 機能は?: 「TSAロック」「4輪ダブルキャスター」は必須機能。
      • 買い方は?: 年に1~2回なら「レンタル」も賢い選択肢。

      これらの基準で選べば、きっとあなたの旅を快適にサポートしてくれる相棒が見つかるはずです。

      「旅支度」では、スーツケースだけでなく、旅に必要な持ち物リストなども発信しています。ぜひ他の記事も、あなたの「準備」に役立ててください。

      皆さんの1週間の旅が、最高の思い出になることを願っています!

      海外旅行1週間のスーツケース選び・15のポイント

      • 1週間の海外旅行スーツケース選びがテーマ
      • 容量の黄金律は「1泊=10L」である
      • 1週間(7泊)なら「70L」が基本の基準サイズ
      • 実際のおすすめ範囲は「61L~80L」が目安
      • 荷物が少ない上級者は60L台、初心者は80Lあると安心
      • 冬の旅行は荷物が倍増するため「80L~90L」を検討
      • お土産を多く買うなら拡張機能付きか「80L」以上
      • 2週間の場合は「90L~100L」サイズで現地洗濯が必須
      • 女性は化粧品などで荷物が増えがちなため80Lも視野
      • 圧縮袋の活用や現地での洗濯で荷物は大幅に減らせる
      • 最重要ルールは航空会社の「3辺の和158cmの壁」
      • JALは203cmだがANAや多くの外資系は158cmが基準
      • 防犯性と荷物の保護性から「ハードタイプ」を強く推奨
      • 必須機能は「TSAロック」と「4輪ダブルキャスター」
      • 年に1~2回の旅行なら「レンタル」も賢い選択肢
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